オタ恋ファイターズX

格闘ゲームで待ちプレイというものが一定の効果をあげていたというのに、なぜオタの待ちの恋愛は効果がないのか?
ガイルに対して相手プレイヤーが飛び込んでしまうのはソニックブームがあるからで、仮に相手が全く動かないで待ってるだけならばこちらから攻める必要はない。待ちに持ちこむには、相手が嫌でも攻めなければならないような状態にしなくてはならない。
つまりオタはソニックブームが撃てない癖にレバー斜め下状態。オタがやってるのは"待ってるだけ"であって待ちプレイではないのだよなあという話。

オタのやさしさって「相手を跳ばせる」ために撃ってるもんじゃないのがいかんのかなあ。いや、そうすると下心があるのが正しいような言い方になってしまうけどそうじゃなくて、オタのやさしさって間合いを保つための牽制技としてだけ出されるのが問題なのかもしれんなと。

「オタクは女の子にやさしいんじゃなくて、やさしくすることしか方法を知らないから、やさしくすることしかできないんですよ…」

オタのいうやさしさはバックジャンプ中キックで間合いを測ってるようなもんで、やさしさっていうほどもんでもないのかもしれん。
じゃあモテる男のやさしさは何かというとサマーソルトキックであろう。確実に相手が飛び込んで来たくなるような状況を作って、無防備に飛び込んできたところをやさしサマーソルト一閃ですよ。7割減る。
こう言っちゃうと「やさしさって駆け引きにつかうような汚いものか?それは人間としてどうなんだ?だったら俺はモテなくていいよ」ってぐらいの勢いで拒絶しちゃう人もいそうだけど、まあ俺はこういうのもいいんじゃないかなーと思います。
四方がコンクリの壁に固められた建物の中に金塊がどっさりあっても誰も気付きようがないじゃないですか。コンクリ素手で引き裂く女が現れるのを待つなんて都合良すぎじゃないすか。そりゃみんな自動ドアついててドア開いたら「いらっしゃいませー」って言ってくれる建物に入りますよ。それを横目に「うちには金塊あるのに」って呟かれも困るじゃないすか。だいたい他の人から見てそれが金塊かどうかもわかりませんよ。それが金塊だって主張してる人、他にいないんだし。
「あんな粗暴な奴等よりやさしい俺の方が良いのに…」っていうなら、そのやさしさを表に出していった方がいいんじゃないかなと。持ってるものをつかわず悶々としてるぐらいなら信念曲げてでもやさしさを実戦投入していった方が良いような気がする。


とかいってオタにとって一番問題なのは対戦相手が見あたらないことだと思うんですけどね。でもまあ、ターゲットがいる人は意識的に牽制技を撃って跳ばせる努力をしてもいいんじゃないかなと思います。牽制技ぐらいならカウンター食らっても大して減らないし。