リンク≠シェイクハンド

同人女子界隈やテキストサイト界隈でどうでもいいトラブルが多いのは、リンクを張ることと関係性を結ぶことを同一視してしまうからじゃなかろうか。
「自分が必要としているのはリンク先にある情報」ということを自覚せずにリンク=握手だと思って交友範囲を拡げていくから、些細なトラブルをきっかけに崩壊する。
スネークっていうビデオゲームを知っているだろうか。餌を食う毎に蛇の体が長くなっていって、だんだん身動きがとれなくなっていくアレだ。
交流の末に友情めいた関係ができるのは素晴らしいことだとは思うが、ゆるやかなゲームオーバー目指して目の前にある餌に片っ端から食いつくのは危険極まりないことだと思う。
あなたが人間関係におけるバランス感覚に富んだ人だったとしても、友人の友人の動向まではわかるまい。
クイックスは引いたラインに敵が当たってもアウトなのだ。「その線は自分と無関係です」なんて言い訳は聞いてもらえない。
まあ、全て俺の個人的な感覚だ。ネットに何を求めるかで行動も変わるんだろう。
俺がスネークに例えたものを、彼らはマーブルマッドネスだと思ってるのかもしれない。
自分で言っておいて、これがどんな例えなのかはわからない。