さよならゲーマー

歳を重ねるごとに低下するゲームへの情熱とスキル。そんな状態に身をまかせているドロップアウトゲーオタたる俺が久しぶりにプレイしたのが"みんな大好き塊魂"in知人宅。ゲームの内容はともかく、個人的に超ショックなことがあって。
俺、コントローラー握りながら体が前後左右にグネグネグネグネグネグネ動いてたんですわ。普段ゲームやらないおっさんがコントローラー握ったときの動きそのもの。大した腕じゃないものの、その情熱からゲーマーを名乗ってもかまわないんじゃいかなという感じだった俺がなんとまあ、ただのおっさんですよ。その動きの滑稽な事といったら!例えるならば罰ゲームで微弱電流流されたコメディアンであり降霊術に失敗して悪霊が取り憑いた霊能力者であり小便我慢してる近所のガキであり未開の地の舞踏家が死者に捧げる踊りであり画鋲踏んだ猿。
もう駄目。もう駄目だ。脱オタならぬ追放オタ。ゲーマーがゲームと向き合う時のBUSHIDOにも似たクールネスは一片たりと我が内になく、あるのはゲーム機ならなんでもファミコンって呼ぶような鈍磨しきった精神のみです。これは怖ろしいことですよ。
ともかく、これから楽しいオタ生活を送っていくにはゲームへの情熱の回復が必要な気がしてきました。くあー。