スペランカー先生

奈落を覗き込もうとも足をすくませる様子は微塵もない。
数々の危険を乗り越えてたどり着いた扉に鍵がかかっていようとも気力を失わず、来たときと同じ移動速度でひきかえしていく。
未知の生物も、不安を掻き立てる暗闇も、失われていく酸素も、彼の動きになんら影響を与えない。
心の強さこそ真の強さ。スペランカーは強い男だ。