ナレーション「中川翔子は改造人間である」

しょこんた語が2chVIPPER語からきているというのは周知のことなのだが、それについて気付いたことがある。
しょこんたブログでは、VIPPER語として一番使用される頻度が高いであろう「ワロス」の登場回数が極端に少ない。主に登場するのは「カワユス」と「キモス」である。
この二元論、どっかで見たことがあると思ったらギャルの価値観だった。しょこんたブログを見ると彼女は友達の繋がりを重要視していたし、黒髪よりは茶髪が自分にふさわしいと考えていた。ファッションセンスを見ても、どちからかといえばギャルよりだと考えて良いんではなかろうか。
繋がりを重んじ刹那を生きるギャルと、個人主義に生きて知識の蓄積を楽しみとするオタという2つの融合した姿を違和感なく表に出すには、あのキャラクターは都合がよかったのかもしれん。


id:b_t_bさんから「本田美奈子関連のエントリでしょこんたが『白血病ギザキモス』って言ってて驚いた」という驚愕の情報を聞き、あわてて調べてみたんだけど、そんな記述どこにもなかった。b_t_bさんにはたまに皆に見えないものが見えるみたいなので、b_t_bさんにだけは見えたんだろうなあということで納得したんだが、にしてもこのフレーズは違和感がない。実際に言いそうだ。でも言わなかった。なぜ言わなかったか。それは本当は常識ある子だからだ。当たり前だが、あのキャラクターは仮面だ。他人を欺くためというよりは変身ヒーローの仮面に近いのだろうが(思えば彼女は特撮ファンでもある)。
自分の内側にある色んな属性に折り合いをつけ、なおかつ高いテンションを保ち続けるためには変身ヒーローの仮面は必須だったのだろう。彼女が変身ヒーローだとすれば、あのブログの大量更新も納得がいく。視聴者の視線なくしてヒーローは活躍できないのだ。
ああ、そうだ。しょこんたは今までのタレントショップとは別次元のグッズ展開ができそうな気がする。ブログの写真に頻出するオリジナルアイテムとか、それこそ特撮ヒーロー番組的な手法で。