ときめきリアル

ときメモオンラインのオフライン交流のために作られた喫茶店である"ときメモ・カフェ エコル"

  • 公式

http://www.overlord.jp/tokimemo/

ただでさえ間口の狭そうなジャンルなうえに原宿という男オタと縁遠そうな立地条件のせいで苦戦必至の未来予想図を、「これっていつまで持つかなあ」とケンシロウを処刑するシンの心境で見守っていたものの、見守るだけの愛じゃ届かない想いもあると考えなおし、有志を募って遊びに行ってきた。
(ちなみに2週間ぐらい前の話なので、まだときメモオンラインβテストが始まってない頃)
で、言いだした癖に遅刻した。2時間遅刻した。
別にオフレポではないのでくわしい話は省略しよう。
俺が気になったのはトイレに貼ってあったときメモオンラインの宣伝チラシ。そこに書かれたコンセプトは"リアルとバーチャルの融合"
えっ!?2006年に!?
2006年にそのフレーズを目にするのも驚きだし、なにより便所でそんな話を聞かされるのも驚きだ。
しかし考えてみれば、かつてゲームというジャンルにおいてリアルとバーチャルの融合が謳われたとき、果たして作り手は本当に2つの世界を融合させる自信があってそんな宣伝文句を口にしていたのだろうか?いや、そうではないだろう。いくら夢見がちなクリエイターであってもグラフィックをポリゴンにしたりBGMをテクノにしただけでリアルとバーチャルがくっつくとは思ってなかったろう。そんなんじゃ欠けた茶碗もくっつかん。
じゃあ彼らは詐欺師か。それも違う。何故なら受け手も融合すると思ってなかったから。
つまりあの頃は融合の夢を見ている奴なんて1人もいなかったわけだ。
しかし、ときメモオンラインは違う。奴はマジだ。マジで融合させる気なのだ。今までの口先だけの奴等とは違う証拠に、赤字確定の喫茶店まで作った。つまり2006年にして初めてゲーム業界は融合元年をむかえ…


んんー?


しないよなあ。ときメモで。融合。
しないかもしれんけどメタルユーキは真剣に融合の夢を見ているのだろう。融合業界がようやく一歩目を踏み出したのだのは事実なのだ。その一歩目が正しい方向に向かって踏み出されたのかどうかもわからないが、まあ、あの、踏み出された。