パッケージ×ツンデレ×トレーニング

http://d.hatena.ne.jp/number29/20060315#1142449275

ちょっと最近思うところがあって幽遊白書を1巻から一気に読み返したのだけど、幽遊白書と言えばやはり何と言っても飛影と蔵馬の女子人気の高さであって、物語的にもこの二人はちょうどテコ入れした直後に敵の形で現れてその後仲間となるのは読んだ人なら当然知っていることだと思うけど、読んでいてふと気付いたのが、この二人の性格がまさにツンデレ素直クール

ツンデレって要するに昔からあったものにキャッチーな売り文句をつけることで人気商品にって商法じゃからねえ。パッケージングってやっぱ大事だよなあ。売り込みが成功すれば、過去のものすら時間を溯ってそのフレーズでカテゴライズされることもある。例えば「ベジータ ツンデレ の検索結果 約 51,800 件中 1 - 10 件目 (0.46 秒) 」ってな具合。やべえ。銀英伝のように「後世の歴史家に任せるとしよう」なんて評価を丸投げした日にゃアイツもコイツもツンデレにされかねん。
前に書いたDSトレーニングの話*1はその手の商法の中でも近年稀に見る大ヒットだったわけだが、この理屈でいくと過去に出ている様々なミニゲーム集系ソフトが「要するにDSトレーニングだった」ということになるかもしれんわけだ。いや、それどころか指先と頭をつかう以上、どんなゲームもだいたい脳トレってことに?えらいことだ。全国のゲーマーは知らん間に脳トレやりっぱなしだった。頭良くなりっぱなしだった。そんなこんなで更に脳トレの定義は拡大されて、俺は死に際に「俺の人生も脳トレみたいなもんだったなー」とか思うのかもしれん。いやいや、死んじゃうんだったらトレーニング結果はどこで活かされるのよ?来世?そして来世すら次の来世のためのトレーニング。人生は永遠に連なるトレーニングステージ。トレーニングステージであり、またツンデレでもある。
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