おはなしメモリアル

  • 僕の考えた恋愛シュミレーションゲーム

http://rere.sakura.ne.jp/diary/20061113.html

ヒロインから「べつにきもくは――ないかな」という感情をおおむね向けられれば攻略完了(会話イベントは一切ない)。卒業時に伝説の樹の下――を帰宅時に通過する時に目当てのヒロインに舌打ちをされなかったらハッピーエンド。

徹底的に他人との交流がないほうが物語としては美しいけれども、プレイヤーが他人と会話できたらハッピーエンドってのもいいかな。相手、女でなくてもいいの。クラスメイト全員が攻略対象という自由度の高さがウリ。何年もかけて自分から話しかけることができた瞬間に「二人の時(ときめきメモリアルエンディングテーマ)」が流れるのよ。ときメモでその後の恋愛が描かれることがないように、彼が何を話そうとしたのかが描かれることもない。描かれることがないままに「不思議な運命のめぐり合わせに 心から感謝したい まだ二人は始まったばかりだけど この気持ち 変わらない 永久に」などというあまりにも思い込みの激しすぎる歌詞だけが耳に流れ込んでくるという。
ラブソングって「実はお互いが恋愛関係にない」っていう設定で聞くとすげえ面白いな。同じ量の想いも、相手に承認されていればロマンチックで承認されていなければ狂気なのだよな。当たり前だけど。