二人の時

ときメモのエンディングテーマである「二人の時」が好きなのだが、いや、好きなのだがと言っておいて別にそんなに好きじゃないことに気付いたんだが、なんとなく気になる。あれ?テンション下げたつもりが、なんか余計に好きっぽい表現になった。
いやいや、歌ってる金月に興味がないし、曲や歌詞に魅力を感じるわけでもないし、ときメモにそんな強い思い入れがあるわけでもないし、でもたまに聴きたくなるんよ。でも聴いてるうちにどうでもよくなって途中で消す。
こういう微妙な思い入れの曲ってカラオケとかで女の子が歌ってると気持ちよく聴けるんだよな。だれか俺の前で二人の時を歌ってくれる子がいたらいいのに……やっぱりいらない!!
今、女の子が俺の前で二人の時を歌ってるという状況を想像したんだが、かなり不幸な空間だった。ブルーハーツトレイントレインで歌った「ここは天国じゃないんだ かといって地獄でもない」を具現化したような空間が見えた。俺が控えめな口調で「地獄ではないけど…」って言いながら俯くシーンが見えた。更にその場面に至るまでの展開を想像したら脳に暗黒電流が流れた。全然想像しきれなかったにもかかわらず暗黒電流だけが流れた。
だいたいどんな状況だよ…女の子が二人の時を歌ってるって…。ああ、なんかオタのオフ会で参加者の女の子が歌ってるような…と考えたけど暗黒電流空間であることに変わりはなかった。
女の子が俺の前で二人の時を歌ってるんだけどハッピー要素しか感じられないというシチュエーションの考案が急務だな。ボヤーッと想像した範囲だと、そこでは俺は正座してた。正座して目を閉じてた。目を閉じて耳を塞いでた。