涼宮ハルヒで憂鬱

何か創作物を見る度に「死にたくなった」と言うみなさん、お元気ですかー?ああ、元気じゃないよな、死にたくなってるんだし。つうことで今日もネット上で語られるは、みずみずしい青春を描いた作品を見ていると精神がカラッカラに乾いていくという戦慄の吸血鬼譚。恐怖の記録が今夜もまた1ページ。

    http://d.hatena.ne.jp/kanose/20070724/tokikakeutu

死にたくなる作品として、『耳をすませば』が筆頭で、その次に『時をかける少女』があるようだが、同じ学園を舞台にして人気のあった『涼宮ハルヒの憂鬱』も『スクールランブル』では、こういった話は聞かない。いったい、どこに線引きがあるのだろうか?

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ハルヒ鬱というのはあったそうだが、これはマイナーそうだ。

原作2冊目・涼宮ハルヒの溜息で、SOS団の活動に混ぜてもらえると思って予定をキャンセルしてまで駆けつけたのに全然仲間に入れてもらえなかった谷口に感情移入して死にたくなった子っているのだろうか。仲良くしたいのに憎まれ口。結果、キョンには「同情できない」などと思われ、その一連のやりとりがキョンを発奮させメインキャラ達の物語を進展させるきっかけに。谷口マジ踏み台。隙あらば死のうとするAランク死にたがリスト垂涎の名シーンだと思うんだけど。
まあ、作品を見る人の数が多ければ色々な感想が生まれるわけで、その中に死にたくなったって感想があっても不思議じゃないよな。いっそ、いかに鬱要素がない作品で死にたくなれるかを競い合ったりするといいかもしれん。
A「俺はドラゴンボールで死にたくなったぜ」
B「俺はスーパーマリオで死にたくなったぜ」
C「俺なんてクロスワードパズルで死にたくなったぜ」
D「俺は何も見てなくても常に死にたい」
A・B・C「ああ……それは大変…だなあ」