ヱヴァンゲリヲンまた見てきた(ネタバレあるよ)
もう一回見て思ったこと箇条書き。
- 二回目の方が面白かった。かなり無邪気に楽しめた。
- 初見で抱いた理不尽感は拭えるかと思ったが、むしろ冷静に見ることで余計気になった。
- 短期間で連発されるイベントは『シンジくんの不幸100連発!』みたいな感じでコントっぽくすらある。エントリープラグ射出できません!アンビリカルケーブル断線!カタパルト溶解!トウジがパンチ!レイがビンタ!
- 一回目に見たときも思ったんだけど、「ここで名台詞来るぞ」というシーンは気恥ずかしいなあ。天井が映った段階であっ、これは来るぞ……「知らない、天井だ」……やっぱり来たーっ!みたいな。
- いっそシンジが酷い目にあう度に、知らない天井を見上げながら目覚めるってのはどうだろう。天井オチ。
- ふとエヴァって唐沢なをきの鉄鋼無敵科学大魔號そっくりだと思ったんだけど、帰ってからネットで検索したらやっぱり同じことを言ってる方がいた。
- 『スタッフ急募:目標をセンターに入れてスイッチを押すだけの簡単なお仕事です』
- 「目標をセンターに入れてスイッチ」が2007年っぽくないなあ。虚ろな感じを演出したいという製作者の意図だけが透けて見える感じ。
- 同じ反復練習ならベストキッドの「ワックス塗る!ワックス拭く!」とかにすればグッとポジティブなムードに。そしてエヴァのピンチをネルフのスタッフがでんでん太鼓で応援。エヴァの変なキックがラミエルを破壊する。
- 冬月がシンジの脱走を「予定通りの行動」と言ってるのを聞いて「ゼーレのシナリオってそんなどうでもいいことまで記述されてんのかー」と思ったら「シンジが使えないなら初号機にレイを乗せる」って、そこは緩いんだ?緻密なのか大雑把なのかわからないよ、人類補完計画。
- プールで女性徒達による「シンジくーん」という声。最初に見たときもちょっと気になったけど、わりとモテモテなんだなアイツ。
- ヤシマ作戦でミサトが「この世に残された生命、人類の未来、全てあなたに託すわ」などと自分に所有権がないもの託しまくってるのを見て、「花京院の魂も賭けよう。フフ…勝手すぎるかな?」を思い出して少し笑った。
- 起動実験中の事故で射出されたエントリープラグをゲンドウがこじ開けるシーンで、流れ出たLCLに浸されたメガネがグニャリと溶けてたけど、あれってそんなに熱いのか。ゲンドウの手もジュウジュウいってたしなー。でも、だったら流石にレイが煮えちゃうんじゃないの?などと考えた。結論としては、熱湯コマーシャルっぽくメガネが空気読んで溶けたということに。このあとシンジが平然とした顔でエントリープラグをこじ開けちゃうシーンが問題に。
- 新キャラのメガネ少女を見てシンジが「知らない、メガネだ…」というシーンを想像し、俺の中であのキャラの通称は『知らないメガネ』に。