twitterにだるいとpostする

出先から携帯でtwitterを見ている時、体にだるさを感じたので「だるい」とpostしようとして思いとどまった。それはネットを通じて発信すべきことなのかと。じゃあ、普段書いてる事には発信する価値があるのかという話はさておき、「現時点で俺はだるい」という事実をネットで発信する必要があるのかというと、まあ無いんじゃねえかな。ただ溢れてくるだるさが俺の腕を突き動かし、自動的に「だ」という文字を入力させる。ハッとしてclearキーで削除するものの、気がつくと手は勝手に「だ」と入力している。そんな事が数回にわたって無意識に繰り返されていた。「だ」「だ」「だ」「だ」……。これは俺の思考が電脳空間とリンクし始めたという超未来体験なのか、それともアウトプットが変わってるだけで何の進化もしてないのか。普段から「疲れた」と思わず口にしてしまう悪癖があるので、その手の発言を意識的に我慢してきた結果として、意識が漏れ始めてるのかも知れないと思った。
この漏れ始めてる感がまずいんだよな。twitterは無価値な情報の集合が面白さを作っている部分もあると思うので、単独で価値の無いような発言をすることが悪いとは思わない。俺もそのような面白さを構成する歯車となるべく、意図的にそのようなpostを行う事はある(「今、パンを食べています」とか「死にたいです」とか)。そこら辺がコントロールできてる、ないし、できてると思い込めてる内は問題ないんだが、思考がシームレスに漏れ続けてる感じはいかんなあと。
まあ、いかんと言ったものの別にどうでもいいじゃないかという気持ちもある。ただ俺個人の問題としては、その手の発言は我慢した方がいい気がする。俺は低い方に低い方に流れるタイプなので、放っておくと大変なことになりかねん。「だるい」という一言であれ覚悟をもって発言しなきゃならない……いや、そこは「言わない方がいい」だろう……などと思いながら歩いていたら、酔っ払いの女性がトーロイドみたいな軌道で俺に突進したのでビックリした。ビックリして即twitterに書き込もうとして思いとどまった。でも別にこれは書いても良かったよな。でも書かなかった。今書いた。