なぜオタは格闘だって言ってるのに飛び道具撃ちますか?

また君か〜オタ宴会
http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20050814#p1

  • 「オタクの考えるかっこいいポーズ」の極北としての「右手首を左手で握り締める(←力の暴走を抑えるため)」
  • 「内から溢れ出る力」「暴走」
  • 超能力バトルにおける様式確立において格闘ゲームの果たしてきた役割
  • 金田立ち・ジョジョ立ち・超能力立ち
  • ドラゴンボールジョジョを「非オタに通じるかっこいいポーズ」のギリギリと仮定すると、ストリートファイターでいきなりかめはめ波をやってしまった格闘ゲーム界にはそれ以-上のポーズを開発していく必要が生じ、(ある意味)格好の市場となった。
  • かめはめ波の素振り」までは少年的に無罪。しかし「右手首を左手で握り締める(←力の暴走を抑えるため)」は有罪確定。ギルティ!ギルティ!

それにしてもストリートファイター2が海外でリリースされた当時は波動拳は"fire ball"と表現されてたのに、近年はメリケンも"ki(気)"という概念をおぼろげながらに理解するようになったよなあ。多分ドラゴンボールの功績が大きい気がするけど。
それはさておき、様々な格闘ゲームの気弾発射ポーズについて

要するに"かめはめ波"。初代ストリートファイターでは異常なぐらい腰が入ってないが、シリーズ通してだいたいポーズは同じ。実際にポージングを行っても「無邪気な人」で済む範囲(かどうかは場面によるだろうが)。

両手を後ろに反らせたあと勢いよく前方で交差させることで発生する衝撃波。切り裂くようなモーションは南斗水鳥拳世代には許容されそうだが、それ以外の世代にはオタ臭くうつるのであろうか。

片手で放つ気弾。モーションが小さく、パイ投げでもするかのよう。軽々と放つ感じは超能力っぽいかもしれない。

  • パワーウェイブ(餓狼伝説・テリーボガード)

地面を叩くと発生する地を這う衝撃波。片膝をつくポーズはオタっぽいかもしれない。ルーツはストリートダンスなのか?

  • ソウルフィスト(ヴァンパイア・モリガン

拳を突き出した片腕の手首をもう一方の手で支える形。眼前で構える様子からして銃器のイメージ?モリガンはロケットで飛行したりするので、おそらくそうだろう。軍物=格好いい という嗜好の表れか。

来た!片膝をついたうえで、付きだした片手を支えるポーズ。名前もバズーカだし、そのまま銃器のイメージだろう。男一匹溝口誠、意外にもオタセンスまるだしだった。


そういえばストリートファイター3の"ギル"の"パイロ(キュリオ)キネシス"のモーションは組み合わせた両手を頭上から正面に振り下ろし、飛び道具発射後にブロウバックでもあるかのように再び両手を頭上に振り上げるというものだ。
うーん。飛び道具だからそうなってしまうのは当たり前かもしれないが、やはり銃のイメージが強いのかもしれない。
超能力バトルっぽいポーズだと格闘ゲームの技っぽく見えないから腰を入れた感じの描写にする。そうすると銃器発射時のイメージになっちゃうってことじゃないかなあ。
気弾を撃つ人なんて見かける機会がないから、送り手も受け手も見て納得するモーションとなると、ありものの延長線上になるよねぇと。
すると超能力モノのポージングってどっから来てるんだろうという疑問が残る。ダンスとかなのかなあ。それとも素直に宗教とかなのか。

リンク≠シェイクハンド

同人女子界隈やテキストサイト界隈でどうでもいいトラブルが多いのは、リンクを張ることと関係性を結ぶことを同一視してしまうからじゃなかろうか。
「自分が必要としているのはリンク先にある情報」ということを自覚せずにリンク=握手だと思って交友範囲を拡げていくから、些細なトラブルをきっかけに崩壊する。
スネークっていうビデオゲームを知っているだろうか。餌を食う毎に蛇の体が長くなっていって、だんだん身動きがとれなくなっていくアレだ。
交流の末に友情めいた関係ができるのは素晴らしいことだとは思うが、ゆるやかなゲームオーバー目指して目の前にある餌に片っ端から食いつくのは危険極まりないことだと思う。
あなたが人間関係におけるバランス感覚に富んだ人だったとしても、友人の友人の動向まではわかるまい。
クイックスは引いたラインに敵が当たってもアウトなのだ。「その線は自分と無関係です」なんて言い訳は聞いてもらえない。
まあ、全て俺の個人的な感覚だ。ネットに何を求めるかで行動も変わるんだろう。
俺がスネークに例えたものを、彼らはマーブルマッドネスだと思ってるのかもしれない。
自分で言っておいて、これがどんな例えなのかはわからない。