ひぐらしで泣かないために

古い話だが、竜騎士07さんが作品を酷評されて落ち込んだという話を聞いた。確かに古い話だが終わった話ではない。これからも竜騎士07さんはヒット作を生んだ故の過剰な期待と戦っていかなければならないからだ。
そこで考えたのだが、作品の自己評価に応じて竜騎士以降の数字を変えてみるというのはどうだろうか。
"竜騎士02"と言われたら「あー。ちょっと自信ないのかな?」って判断できるので「期待はずれだった」などと怒るプレイヤーも減ることであろう。
そしていつの日かパッケージに"竜騎士5億"と書かれていた時のプレイヤーの胸の高鳴りや竜騎士5億氏の笑顔を想像してみてくれ。涙が溢れそうになってこないだろうか。

ゲームの世界も本当は楽じゃないぜ

傷口からしたたり落ちるジャンプアニメの匂いを嗅ぎつけて、冥府よりコナミバンダイがやってきた。彼らの牙に噛まれた者は三日三晩高熱に苦しんだのちにトレーディングカードになるという。
いや、まあカードは別にいいのよね。適当に数字とか書いといてバランスが悪くなかったら禁止カードとか言えばいい。問題はテレビゲームよな。1ページ見開きでワンパン決着の繰り返しでろくに技の性能もわからん奴等に適当に何個か技をでっちあげて、ゲームの体裁を整えなければならん。
DS版のブリーチの格闘ゲーム日番谷隊長の卍解大紅蓮氷輪丸は後ろの花がノコギリのようにクルクル回りながら相手を切り刻む技になってた。あの花はそうやって使うのか。
驚いたのはアイシールド21阿含さんだ。画面が暗転したあとに相手チーム全員が倒れているという必殺技があるらしい。アメフトだよ?殺意の波動じゃないよ?つうか豪鬼さんだって瞬獄殺食らわせるときは1人ずつだよ?
でも一番驚いたのはPS2テニプリゲーで越前リョーマさんが「牛乳飲んでるんだけど……背、伸びなかったらどうしようかな……」などとタメたっぷりに甘えてるシーンを見たときでした。アイツはこんなこと絶対言わない。