新連載・ブログシューター翔

真のブログブームは小学生を取り込んでからがスタート地点。
今だからこそ、コロコロコミック等の少年誌で掲載できるようなブログ漫画が必要なのではないでしょうか。ブログシューター翔はそういう思いの元に企画された物語です。
子供の心を掴むためにはバトル要素は不可欠ですが、いきなりネットバトルをやってしまっては教育上良くないと考えます。
ファミコン漫画や料理漫画のように、同一テーマを題材に両者が競い合うようなものが好ましいでしょう。
主人公は購買層に合わせて小学生に設定。
決めのポイントは主人公がエントリを投稿する時の決め台詞「ブログシュート!」。
派手なポーズと演出で盛り上げ、子供達に「僕たちもブログをやってみたい。僕たちもブログシュートしたい」と思わせるのが狙いです。

翔「うおおおお!行っけえええ!ブログシュート!」
虎場「唸れ………ブログシュート!!」
アナウンサー「2人同時にブログシュート!さあ、審査員はどちらのブログを評価するのか!?」
メガネ「虎場くんのブログ…なんて情報密度だ!情景が浮かぶような描写に加えて、詳細な現地情報や地図…!まるで情報の洪水だ!思わず自分も紅葉狩りに出かけたくなるよ!」
ヒロイン「翔くんのブログは…ええっ!?写真一枚に一行コメントがついてるだけ!?こんなんじゃ虎場くんの提供する情報量には追いつけないよ!」
ブログ名人「いや…これは…俳句!俳句だ!一枚の写真につけられた俳句が想像力を無限にかき立てる!翔くんは情報量を減らすことによって逆に読者の想像力を刺激したんだ!」
虎場「負けたよ、翔。俺は長文こそ正義と考えていたが、それは間違いだったようだ。ブログにも色んな書き方があって、そのひとつひとつが正解なんだな」
翔「うん。今回の勝負は僕が勝ったけど、それは僕のブログが正しかったってことじゃない。虎場くんのブログだって皆の心を楽しませるすごいブログなんだ。あとでトラックバック…送っておくよ!」
虎場「翔…。俺達は今日から友達だ!おまえのサイト、リンクに加えておくぜ!」

次にグッズの販売戦略です。
ブログという無形のものを扱うだけにグッズの製作には頭を悩ませました。関連書籍の販売は当然としても、子供が楽しめるようなアイテムの提供なくしてヒットは望めません。
ここで登場するのがこの漫画のふたつ目の決めポイント・"テンプレートチェンジ"です。

サーペント牙上「毒蛇よ、漆黒の闇よりその身を現せ!テンプレートチェンジ!!」
アナウンサー「先にテンプレートチェンジしたのは牙上くん!編集画面からテンプートを変更、とたんに巨大な蛇が巻き付いたデザインの禍々しいブログが姿を現したー!」
サーペント牙上「翔…。貴様の更新も今日で終わりだ。毒蛇の牙に引き裂かれて閉鎖するがいい!」

ブログバトルの最初に行われるテンプレートチェンジ。ここで登場するテンプレートを1000円から2000円ほどで販売します。
今までグッズの生産には売れ残りの問題が常につきまとっていましたが、テンプレートは無形なので売れ残る心配はありません。しかも材料費もかからなくて一石二鳥です。
少々値段を高めに設定しても、作中のキャラが使うテンプレートなら大人気間違いなし。
前述のサーペント牙上のテンプレート・"ブラッディサーペント"や、ジークフリートの"エクスカリバー"、主人公・翔の「ハイパーペガサス」などを用意、しかもネットの即時性を利用して、その月に登場したキャラクターのテンプレートが掲載誌の発売日にはもうダウンロード購入できるというのもウリです。

?「翔…。ブログから手を引け。我々、闇ブロガーを相手にしたくないならな…」
翔「ブログを汚い金儲けにつかうなんて許せないぜ!闇ブロガーども、おまえらは俺がぶっつぶす!」
?「威勢のいいことだ。せいぜいあとで吠え面をかかんようにな。フフフフ…」
虎場「ああっ!待て!」
翔「あいつ…」
虎場「どうしたんだ?翔。深刻な顔して」
翔「いや…わからないけど…今の闇ブロガーの声、俺が赤ん坊のころに聞いたことがあるような気がしたんだ…」

第二部闇ブロガー編ではコメント欄やトラックバックを使って敵ブロガーと直接対決する様を描きますが、闇ブロガーは「嘘を書いて人を集めてアフィリエイトで稼ぎ、しかもその儲けで兵器を購入している」という絶対悪として描写するので安心です。子供の教育上全く問題ありません。
アフィリエイト勝負は勝敗が数字ではっきりわかるだけに子供達にもわかりやすく、「僕たちもアフィリエイトで稼ぎたい。お金をたくさん儲けたい」という気持ちを盛り上げることでしょう。


いかがだったでしょうか?
私はブログシューター翔が漫画界に新風を巻き起こすことを確信しております。
インターネットが一般の方々の間にも浸透した今ならば人気爆発は疑いようもありません。
この企画を買ってくださる出版社・玩具メーカー等ございましたら、是非、公開しているメールアドレスまで連絡をお願いします。
明日のネット界・漫画界を二人三脚で変えていこうではありませんか。