ブログシューター翔 最終回記念出演者ミニインタビュー(NEWHYPE9月号)

そろそろ皆が忘れたことだと思うのでひっそり公開

先日大好評のうちに終了したブログシューター翔。最終回を悲しむファンのラブコールにおこたえして、主人公・翔役の保地谷由衣さんと翔の父・行真役の大央戸光さんに突撃インタビューを行いました!作中であかされなかった秘話なども語られるファン必見のミニ特集、全3回にわたってお送りします。最後の回では衝撃の発表も!?ファン必見ですよ!

  • 恋人→親子!?

――:おつかれさまでした。お2人とも演技をするうえでかなり苦労なさったとうかがってますが…
大央戸光(以下・光):いやー、苦労というならどんな役でも苦労はあるんだけど、今回は考えることも多かったかなー。
保地谷由衣(以下・由衣):この前までやってた別のアニメ(編集部注・『耐熱女子高生モエヌ』)でも大央戸さんと一緒だったんですけど、それでは恋人同士の役だったんですよね。
 光:それがいきなり親子ですよ(笑) この歳で父親役かーって。
由衣:でも翔くんは小学生だから大央戸さんぐらいの年齢でもおかしくないですよ。
 光:いや、おかしいおかしくないの話なら役者なんだし何歳の役であろうとおかしくはないんだけどね。個人的にショックだった(笑)
由衣:で、何に苦労したんですか?演技するうえで。
 光:なんでおまえが仕切るんだよ。編集部の人、困ってるじゃないか(笑)
――:(笑)いえいえ。ありがたいぐらいです。
 光:実はブログサタンとして初登場した段階では、正体が翔の父親だって監督から教えてもらってたのは俺だけなんですよ。
由衣:あの時もう知ってたんだー!私、「変な覆面の人が出てきたなー」とか思いながらアテレコしてた。
 光:ひでえなあ。それ、おまえのお父さんだよ。
由衣:お父さん、ゴメン(笑)
 光:ブログサタンとしてはブログを憎んでいるんだけど、やはり翔のことは大切なんだよね。だから翔を倒すことによってブログを諦めさせようとする。
――:でも、行真は実は行く先々でこっそり翔を助けてますよね?
 光:そうなんだよね。ブログを憎みながらもブログの可能性を信じてて、その答えを見つけることができるのが翔だって気付いてたのかなー。入り交じる憎しみと愛情を演じて欲しくて前もって説明を受けたんだと思うけど…。正直、難しかったね。
由衣:そんな考えてるようには見えませんでしたけど(笑)
 光:俺だって頑張ってんだよ(笑) そういえば翔のペットのロボット犬がいるじゃないですか?
――アイシーですね。
 光:あの声って俺の声を加工したものなんですよ。
――えーっ?そうなんですか!
由衣:で、ブログサタンの肩にのってるデスバットの声って私なんです。
――:それは気付きませんでした。そういうところでも伏線はあったわけですね。
由衣:博士は翔のことを思ってアイシーの声に父親の声を使ったんでしょうね。行真もなんだかんだ言ってデスバットに翔の声でしゃべらせてるという…。
 光:すれ違う親子愛!それにしても翔は自分の声で貶されて可愛そうだよ(笑)
由衣:「(デスバットの声で)翔!オ前ノブログナンテ誰モ読マネエヨッ!」…あ、こういうシーンって普通は片方を先に録音してから、もう一方にあわせて演技するもんなんですけど、ブログシューターでは何故か一気に録音させられたんですよね。
 光:NG連発だったよな。
由衣:しまいにはどっちの声でしゃべってるんだかわからなくなって(笑)
――:(笑)


さあ、今回はここまで。意外な裏話も飛び出したインタビュー、第二回はブログシューター翔のテーマとなる"ブログ"についてお二人の意見を聞いちゃいます。お楽しみに!