スタンド能力とスタンド使い

ジョジョの奇妙な冒険スタンド能力スタンド使いという言葉が同時に存在することに、ふと違和感を持った。能力とは内部に持ち合わせる力なので、道具のように使うものではない。まあ、頭を使うなんて言葉はあるが、あれはあくまで慣用句。思考能力という言葉はあっても思考使いという言葉はあるまい。まあ、現実に存在しないスタンドというものをこちらの定義で考えるのが間違ってるのかもしれん。しかし魔法使いと魔力の関係とも少し違うしな。どうも気になる。
うーむ。これはスタンドというものを能力ととらえた場合と現象ととらえた場合の差かもな。あちらの世界でもスタンドは一般的とは言いがたいし、そこらへんの定義づけが甘いのも仕方なかろう。でも世界各国のあらゆる組織の中でスタンドという名称だけは浸透しているようなので、もうちょっとスタンドが一般層にまで普及すればこのあたりの研究も進むのかもしれない。どちらにしろ、これから先は俺の考えることではない。スピードワゴン財団の仕事だ。

ポケットモンスター飽食・飢餓

ポケモン新作で意外だったのが、すれちがい通信機能がないことだ。まあWi-Fi充実してるし、それはまた今度ということかもしれん。しかし所有者の数が増えればすれちがう確率も増えるということなので、爆発的に売れるポケモンを使って是非、すれちがい通信の面白さを世間に知らしめてやるべきだったのではないかと思ったりもした。
例えば、すれちがうことで勝手に相手の手元にもぐりこんでくるポケモンとか面白そうじゃないか。所有者の手元から消えるのはあんまりなので分裂ポケモンとかいう設定で。最初は任天堂の社員が全国各地でDSもってウロウロすればよい。日本各地でばらまかれるポケモンの色が違ったりしたら面白いな。「赤い分裂ポケモンが九州から北上中!」みたいな。面白いんだが、これって絶対に誘拐だとかに利用されるよなーとか、アメリカみたいに広いとこではどうするんだとかいう問題があるか。そう考えるとすれちがい通信がないのは意図的なものかもしれないなあ。
あと疫病ね。すれちがい通信で楽しいイベントをいっぱい作ってユーザーをひきつけておいて、ある日突然に疫病が蔓延。んでもって、わずかなプレイヤーがスーパーレアアイテム扱いのワクチンを入手できるんだけど、これまたすれちがいでしか配布できないのな。それでさ、夏休みを利用して自転車に乗った少年が九州の実家を出発して北海道の友人までワクチン届けにいくのよ。途中で親切な現地の方々にDSを充電させてもらいながら、行く先々でポケモンをすれちがい治療していくわけよ。すれちがい治療ってすげえ言葉だな。
そういう代替現実ゲーム+ポケモンってのはかなり見たいんだよねえ。ポケモンスタンプラリーのときとか、かなり楽しいことになるぞ。子供達、電車の中で楽しすぎて死ぬかもしれん。