ゲームにまつわる噂

ドラゴンクエストにおいて死亡の描写はキャラクターが点滅しながら消えていくという形で表現されるが、ドラクエ2ではその点滅の間隔が一定ではないことに気付いた人はいるだろうか?
実はこれ、プログラマの1人が仕込んだ隠しメッセージで、モールス信号として解読できるのだ。クリアまでにでてくる死亡キャラを順に並べると、「ホリイハサギシ(堀井は詐欺師)」というメッセージが浮かび上がるようになっている。



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以上、嘘。




http://ngm.web.infoseek.co.jp/2005_04_01_archive.html#111444819515082281の「すぐにけせ」の謎と「不可解なバグ」について を読んで考えた。
ゲームと都市伝説は相性が良さそうなんだけど"プログラムされてないことは起こりようがない"ってのは子供でも知っている話。だからといってゲームに宿った怨念なりなんなりが個人に災厄をもたらした話にしちゃうと皆が恐怖を共有しにくいんだな。
ピアスの白い糸やら死体洗いみたいに「知らないと騙される」って噂が一番広まりやすいんじゃないか。
高橋名人の噂だって、コントローラーにバネを仕込んでも詐欺罪にはならないっていうごく当たり前のことを子供達が認識してれば広まりようがなかったんだし。なんだその罪。バネ罪?
"ライフキングの伝説"や"東京ヘッド"の噂って現実に流れにくいだろうな。ファンタジー過ぎるのも共有しにくかろう。子供同士で話してて、5人中4人が馬鹿にするような話だとアウトだ。流れが止まる。
するとまあ、http://homepage1.nifty.com/skyblue/game/kamaitachi/kakushi.htmlに見られるようなプログラマーが仕込んだメッセージ系の噂しか思いつかないんだよなあ。

そういえばファミ通のゲーム怪談特集で「グラフィッカーが作った覚えのない背景が!しかもそれには人の顔が浮かんで見える!」ってのがあったな。
あ。製作段階で心霊現象があったことにすればいいのか。これだったら非現実的な出来事に見舞われたのが開発者1人であったとしても、プレイヤーの皆が等しく体験できる可能性を持った共有しやすい都市伝説となる。
やった。やったぞ。
でも信じてもらえるかは別問題。
終了。