奥歯が意外と酷く痛む

親知らずの腫れが咀嚼や嚥下が困難なほどになってきた。なんかしらんけど喉も酷く痛む。
知人から「明日、映画"亀は意外と速く泳ぐ"を見に行く約束だったが都合で取りやめにしたい」という内容の電話があったのだが、こっちはもう亀が速く泳ごうが遅く泳ごうがしったことじゃない。自分が激痛の大河に飲まれてしまわないようにするだけでせいいっぱいだ。腹は減るのだが口が閉じなくて物が噛めないし水を飲めば喉の痛みに咽せるので、やむなくバファリンとやらの優しさのお世話になっている。俺が他人の優しさに甘んじるなど。なんたる屈辱。畜生。などと、これから味方になる美形敵役のようなことを思ってみたのだが、流石の俺も無生物であるバファリンの仲間になるのはどうかと思ったよ。最終回の1話手前でバファリンをかばって死んだりする。そんな最後。
そういえば女っつうのは何でか知らんが(ってこともないが)バファリンをやったら持ち歩いており、ラムネ菓子状のものに異常な興味をしめす俺としては何時隙を見てあれを口にいれてやろうかなどと常に思っていたわけだが、どういうわけかそれは必ず果たされることがなく、2005年の俺は自分の金でバファリンを買っているわけだ。バファリンぐらい他人の金で飲みたいもんだぜ、ケッ(間違った無頼きどり)。