割り込み&なおす
結構有名な話だが、関西や九州では「しまう・片付ける」ことを「なおす」という。標準語では言うまでもなく「なおす」は修理する事であり、これはなまじ標準語にも存在する言葉だけに面倒くさい。「なおしておいて」と渡されたものが壊れていなかったら普通の人は当惑する。
先日、ゲーマーの集う掲示板において、俺がAさんの書き込みにレスを付けたあとにリロードすると、直前に数秒の差でBさんの書き込みが投稿された。
俺はすかさず直後に「おっ 割り込み!」などとレスをつけた。ここでいう割り込みというのは「相手の連係攻撃のスキに割り込むように自分の攻撃を繰り出す」という格闘ゲーム用語なのだが、書き込んだ後に「相手が格闘ゲームを知らなかったらこれって理不尽な言いがかりに見えるよなあ」と思った。書き込み時間が偶然かち合っただけなのに、彼が厚かましく割り込みをしたかのような言い草。相手によっては喧嘩になりかねないだろう。
まあ、そこはゲーマーの集う掲示板。なんらトラブルが起こったわけでなく一切は杞憂に終わったわけだが、それでも慣れ親しみすぎたジャーゴンやスラングには気を付けなければならんなあと思った。
しかしスラングが出てくるようなくだけた会話で気を付けすぎるのもアレだしなー。相手に対する情報が少ない場合って難しいもんだよな。