孤独とFと戦争と

つらい。孤独だ。この孤独はもはや戦争。藤子F不二雄司令官の命によって我が心の中でひとりぼっちの宇宙戦争が開戦しておった。SFとは、すごく不安の略である。戦局は圧倒的不利。Fであるということで実戦配備が期待された猫型兵器は影も形も見えず、我が軍の所持ユニットはダメ眼鏡、嫌な金持ち、風呂好き女子の3体。ああっ!今、ダメ眼鏡の眉間を銃弾が撃ち抜いた!(注:心象風景)
ぶるぶる震えながらPCの横に置かれた鏡に映った自らの顔の青さを見て、自分視点で猫型兵器が存在しない理由がわかった。この俺がドラちゃんだったのかー。♪ポケットの中にも 海がひろがりー。…ポケットの中にひろがる果てしない大海にぽつねんと浮かび漂う俺。いつしか俺の肌の青は海と空に溶け、そこには純粋な孤独だけが残るのであった。たすけてドラえ…あ、ドラえもん俺だ。ゴボッ!ブクブクブクブク……。