幼女よプリキュアを照らせ
映画館で劇場版プリキュア5の予告編を見たんだけど「入場時にもらえるミラクルライト(ペンライトっぽいやつ)をクライマックスでスクリーンに向かってかざすとプリキュアがパワーアップ!」というギミックがあるらしいな。まさかプリキュアでサイ祭りが見れるとは。ウリャヲイウリャヲイとヲタ芸打つ幼女が目に浮かぶワイ。といっても平沢進のライブじゃあるまいし、実際は幼女達がペンを振り回した事と無関係にプリキュアはパワーアップするんだろうなあ。ギミックとしては面白いんだけど、これだとヒーローショーで司会のお姉さんが「もっと大きな声で○○レンジャーを応援してー」とか言って客席を煽って、ちびっこの声援で逆転勝利がなされたかのような演出をするのと変わらんのか。
と考えてたら知人が「これって、敵が眩しがったりするんじゃないの?」と言ったんだけど、このアイデアは面白いなと思った。こっちの方がプリキュアと幼女の共闘感が出る気がする。キラキラ幼女部隊によるアシストで敵が怯んだところをプリキュアが攻撃。プリキュアに「ふー、幼女がいなければ負けていたぜ」みたいなことを言わせれば幼女たちも大満足かなーと夢想してみたが、幼女はわかりやすく光でパワーアップとかの方が好きかなとも思った。
あと、これって映画館がガラガラで誰もミラクルライトを掲げてなかったらけっこう気まずい雰囲気になるかもしれんが、かといってプリキュアどもが「応援してくれたお客さんはたった3人だったけど、3人の応援パワーが凄かったんで勝てました!」などと的確に人数を言い当ててきても怖いよなあ。しかも3人のうち2人は姉妹で「うちら姉妹は、いい加減な気持ちでペンライト振ってたんだけどなー」と困り顔。っつーことは、向こうに座ってる子が独力でプリキュアを5人全員覚醒させるだけのパワーを捻出したの?すげーな。もういっそおまえが戦えよ。君がプリキュア6号だ(敬礼)。つまりまあ、劇場版プリキュアは別に見たくないけど客席の様子はちょっと見たいかもしんないという話。