絶賛健康法

ステーキハウスで飯を食っていたら、となりの席に若いカップルが座った。
まずカップルは店の雰囲気を褒めそやし、そしてランチの安さを褒め、セットメニューの微妙なネーミングに笑い、コーヒーがおかわり自由である事を喜び、実際に注文が来たあとは、おいしそうである事はもちろん量のちょうど良さなど様々なことを褒め続けた。
こりゃ同じものを注文しても彼らの方がおいしく飯を食えるだろうなあと思った。
実際、となりの席に座ってただけの俺も胃に不快感があったことを忘れてもぐもぐと肉を食べ続けていた。