モンゴル大学
飯野賢治がエネミーゼロ発売時に言っていた「デジタルの悲しみ」というキーワード。ファミ通のインタビューで挙げていた例は「間違い電話をきっかけに知らない相手と意気投合したんだけど、会話が盛り上がってる最中に間違ってその電話を切ってしまった。そしたら相手とは二度とコンタクトがとれない」というものだった。それは悲しいかもしれんが、まあデジタルに限った話じゃないよね。
関係ないのかあるのかわからん話だけど、数年前にクラブで気になる曲がかかってた時、DJをやってた女の子に「これって何て曲?」って問うたら、騒音の隙間から「SUIKEN(って言ってたような気がする)のナントカカントカ(不明瞭だった)モンゴル大学(そう聞こえた)という曲です」というような返事が聞こえた。その子とは友達の友達ぐらいの間柄だったので、今度どっかで会った時に聞き直せばいいやと思ってたんだが、俺がだんだんその手のイベントに行かなくなったために、その子と会うことは二度となかった。おかげでその曲が何という曲なのかはいまだにわからない。「モンゴル大学主席で卒業」というリリックがあった気がする。いや、聞き間違いだよな。そんなラップないだろう。
あれから8年経った。まだ正解はわからない。これもデジタルの悲しみってことで良いだろうか。ああ、デジタル要素全くないか。じゃあモンゴルの悲しみとかで良いだろうか。